T's Photo Works 里山野鳥図鑑
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ハイタカ(灰鷹)
タカ目−タカ科
学 名 Accipiter nisus 英 名 Eurasian Sparrowhawk
生活型 留鳥または冬鳥(冬の目撃が多い) 分 布 全国(北海道、本州で繁殖)
全 長 ♂30-32.5cm ♀37-40cm 飛 型 直線飛行(急旋回や急減速が得手)
クチバシ かぎ状 尾 羽 長めの角尾
生息環境 平地から山地にかけての林、河川敷、農耕地
鳴き声 キッ、キッ
雌雄識別 メスがひとまわり大きく、眉斑も顕著
特記事項 環境省RDB:(NT)準絶滅危惧(2012) 近縁のオオタカとよく似た外観だが、やや小型のタカ。
↑低空旋回中で尾羽を広げている為、オオタカとの識別が困難
雑記帳 英名SparrowhawkのSparrowはスズメの意で、本種が主に小型の野鳥を狩ることに由来する。また和名の「ハイタカ」は元々メスの呼称で、オスは「コノリ」と呼ばれていた。ハイタカなどタカ目はメスがオスより大きく、オスとメスを別種と誤認していたことによる混乱らしい。
そういえば「ゲド戦記」の魔法使いゲドはハイタカという通り名。それを知った途端になんだか親近感が湧いたものだ。

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