T's Photo Works 里山野鳥図鑑
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チョウゲンボウ(長元坊)
ハヤブサ目−ハヤブサ科
学 名 Falco tinnunculus 英 名 Common Kestrel
生活型 留鳥または冬鳥(里山では通年) 分 布 冬鳥として全国(繁殖は東日本)
全 長 ♂33cm ♀38.5cm 飛 型 羽ばたきと滑空を繰り返し、停空飛翔も
クチバシ かぎ状 尾 羽 長めの円尾またはくさび尾
生息環境 平地から山地の崖 冬は農耕地、牧草地や河川敷など見通しの良い地形
鳴き声 キィキィキィ キッ、キッ など
雌雄識別 オスはひとまわり小さく頭部が青灰色 メスは上面が茶褐色で黒褐色の斑がある
特記事項 体躯の割に目が大きく、猛禽に似合わぬ可愛げがある
↑頭部が青灰色のオス  ↓茶褐色でひとまわり大きなメス
↓電柱やアンテナなどで周囲の畑地を監視していることが多い
↓多摩動物公園で飼育されているメス この目の大きさはどうだろう!
雑記帳 最も身近な小型のハヤブサで、里山上空で見かける頻度も高い。
最近のDNA解析に基づく分類では、ワシタカよりもスズメやオウムに近いのだそうだ。
何だか肯ける顔ではあるな。

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