T's Photo Works 里山野鳥図鑑
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アオジ(青鵐)
スズメ目−ホオジロ科
学 名 Emberiza spodocephala 英 名 Black-faced Bunting
生活型 留鳥または漂鳥(里山では冬鳥) 分 布 北海道、本州
全 長 16cm 飛 型 直線飛行
クチバシ 円錐型 尾 羽 凹尾
生息環境 繁殖期は山地から亜高山の明るい林 冬季は平地・低山の林縁・藪など
鳴き声 さえずりはチョッ、ピーチョチピー 地鳴きはジッジッ ズッズッ
雌雄識別 オスの頭部は暗緑灰色で目先と咽が黒い メスは頭部が黄緑褐色で咽が淡黄色
特記事項 夏の高原では有数の歌い手だが、冬を過ごす里山ではひっそり過ごす
↑泥棒髭のようにクチバシの周辺が黒いオス ↓メスの羽衣も藪の中では目立たない
類似種 真っ先に思い浮かぶのはノジコ。識別ポイントはアイリングかな。眼の周りに白いリングがあればノジコだけど、里山では未だに見たことだ無かったりして。
クロジのメスはアオジのメスに似ている。一目で分かる違いは下面の黄色味。アオジのそれと違ってクロジのメスは黄色味の少ない褐色。
雑記帳  この色さえも「青」なのかなぁ。

 外来種のガビチョウが現れるようになって、アオジの個体数が減ったように思われてならない。生息環境が重複するだけに心配だ。杞憂であってくれればよいのだが。

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